「迷路の外には何がある?」自分を変えたい人が読むべき書籍~具体的な方法5選~

書籍

現在世界では目まぐるしい変化の中にあり、激動の時代といっても過言ではないと思います。

AIの技術、発達した科学技術など住みやすい世の中でもあれば、自分の職が奪われる可能性などの危機にも直面している人も少なくありません。

今回はその変化に対して適応していくため方法を紹介している書籍について話していきたいと思います。

前回の本の続きでもあるので合わせてご覧ください。

書籍紹介

「迷路の外には何がある?」この書籍はスペンサー・ジョンソン著作の書籍です。

迷路の外には何がある? 『チーズはどこへ消えた?』その後の物語/扶桑社/スペンサー・ジョンソン
by カエレバ

「チーズはどこへ消えた?」のその後の物語でもあります。

この書籍のテーマは変化に対してどう適応するのかその道筋を示す内容となっています。

約100ページほどで1時間以内に読むことができ、会社の研修テキストして採用されているようなベストセラーです。

あらすじ

前作の「チーズはどこへ消えた?」では変化に対して恐怖を乗り越え変化することを受け入れ新しいチーズ(成功)のあるところへたどり着くホーの物語です。

変化=世の中の流れ、挑戦  チーズ=人生の成功、変わる自分を指しています。

しかし、変化を受け入れず何もない場所で残ることを選んだヘムのその後の物語です。

ヘムは、チーズがなくなった場所でチーズが現れることを願い、事態が好転すると信じて疑わない日々を過ごしていました。

しかし、新たなチーズを求めて出ていったホーが返ってこないことに疑問を浮かべ、疑い、怒りをあらわにし、変わらない現状を周りのせいにしていました。

しばらくすると、別の考えが浮かび、自分が一緒に行かなかった後悔やホーのことを心配するようになりました。

そして、ついにヘムは今の居場所から変化を受け入れ、迷路に行くを決心しました。

変化に適応する方法5選

この書籍から変化に対する適応の仕方を5つ紹介していきます。

1.事実を受け入れる

変化に対して闇雲に動くことは危険があります。がむしゃらに進み、いつか成功することを信じることはテストに対して何の準備をせずに受けるのと変わりありません。

そのため、わかっている事実を掌握する必要があります。

書籍では次のように事実を掌握しています。

  • 新しいチーズを見つけなければならない。さもなければ死ぬ。
  • 迷路は危険なところで、暗がりや袋小路があちこちにある。
  • すべては自分次第、自分で何とかしなければならない。

事実を受け入れどうしなくてはならないのか?受け入れることでやるべきことが見えてくるはずです。

2.従来通りの考え方をしない

従来の考え方では変化に適応していくことは難しいです。

現代社会でいえば30年前とは物価も物の質も全く別のものになっています。

物価や物の質が別のもののように考え方も行動もアップデートしていかなくてはいけません。

ホーが変わることをヘムに促したがヘムは古い考え方を捨てきらず聞く耳を持ちませんでした。

しかし、自分の考えが間違っていたことを受け入れ前に進むことを決心しています。

3.古い信念は自分を閉じ込める監獄

信念とは自分が事実だと信じる考えのことだとこの書籍には書き記されています。

信念は自分の行動原理の主軸でもあります。

例えば、勉強をすることで進学したい学校や就きたい職業、会社に入ることができるという信念を元に勉強している人は多くいると思います。

しかし、その信念が自分を閉じ込める監獄となりえる可能性を秘めているのです。

勉強もがむしゃらに勉強することで成績は上がるかもしれませんが将来に必要なものをしなくては事態は変わりません。

ヘム自身動かなければ事態が好転していくことを事実だと信じ、自分の信念としていました。

この信念がヘムを迷路から遠ざけ行動を起こさせないようにしていたのです。

4.迷路の外に目を向けよう

この書籍では迷路を自分の視野や考え方に例えられています。

自分の視野とは物理的な視野ではなく物事を柔軟に捉えたり、多角的に物事をみたりすることを指します。

迷路の内側に目を向けすぎてしまうと固定概念を抱いてしまい、ヘムのような人になってしまいます。

相手の意見を頭ごなしに否定するのではなく、一旦意見として受け入れその意見の改善点と良い点を総合的に判断することが必要です。

良いものは良い、悪いものは改善点を見つけ自分の迷路の外に意識を向けることが大事だと思います。

5.新しい信念を得よう

新しい信念を手に入れたり、考え方を変えたらアイデンティティを失ってしまうのではないか?不安になる人もいると思います。

しかし、新しい信念を得ることは新たなアイデンティティの獲得でもあります。

自己を変え、よりよい自分になるためにも古き信念を捨て、新しい信念を手に入れることが重要となります。

まとめ

「チーズはどこへ消えた」で変化に対して適応することの必要性を理解できてと思います。

今回の「迷路の外には何がある?」ではその変化に適応する具体的な方法を知ることができます。

ヘムのように変化を恐れ、事態が好転することを願うだけでは幸せになることができません。

現在の時代の変化はとても早く活発的だと私は感じています。

自分が生きやすい世の中を手に入れるためにも変化を受け入れ、自分の中の信念を得ることが大事だと思います。

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