【読むだけで仕事ができる人になる】
仕事ができる人と聞いてどんな人をイメージしますか?
仕事ができる人=頭がいい人、マルチタスクができる人、言われたことがすぐできる人
大体こんなイメージだと思います。
しかし、数値化の鬼で求められる仕事ができる人は評価者から評価を得られる人です。
評価者とは会社の上司、社長だけでなく顧客、消費者などのことを指します。
そして、仕事ができる人に共通していることがあります。
それは数字の大切さを知っていることです。
数字と向き合うことで仕事ができる人に成長できるのです。
数値化の鬼 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法/ダイヤモンド社/安藤広大 | ||||
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数字とは
まず数字について説明します。
数字と向き合うためのポイントは
- 現実をそのまま見ることができる
- 安心材料のための数字ではない
- 客観的事実の認識を高める
- 感情を切り離してくれる
数値化することで自分の現状を客観的にみることができます。
売上などがどう減っているのか、どう増えているのか事実を確認することができます。
そして、認識のズレを減らし、互いの誤解を生まないようにすることができます。
明らかな基準を設け割り切った行動をすることができます。
また、数値化することで自分が望んだ結果を知ることができますが、安心するためではなく、不安を見つめ直し次の行動を考えるための材料とすることができます。
これがいわゆる仕事ができる人の数字との向き合いです。
次に仕事ができる人になるための5ステップを説明します。
仕事ができる人になる5ステップ
- 行動量を増やす
仕事ができる人の多くは仕事をPDCAで回しています。
P(計画)D(行動)C(評価)A(改善)
ここで最も重要なものはD(行動)です。
多くの人は量より質を求めてしまいがちですが、量から得れる経験をがあって質を求めることができます。
では行動量を増やすためにはどうしたらいいか
それにはKPI(Key Performance Indicator)目標を達成するためんも数値化された指標を決めることです。
例えば、英語を話せるようになるために毎日英単語を10語覚えるなどです。
目的を達成するための数値を用いた目標が行動量を増やす手助けになります。
- 確率の罠に気を付ける
勝率80%の人と勝率60%の人どちらの方がすごいと思いますか?
当然勝率80%の人だと思います。
しかし、5回中4回の勝率80%と100回中60回の勝率60%と聞くと印象が変わってくると思います。
行動量を増やす点からみると後者の方がすごく感じると思います。
このように一見勝率の高い確率でも確率の中身を見てしまうと間違った評価につながってしまいます。
確率とは悪い数字をよく見せる道具になりかねないのです。
仕事ができる人になるには確立に潜んでいる数字の嘘を見抜く力を身につけなくてはいけません。
- 変数を見つける
変数とは現状を打開するための転換部分のことを指します。
仕事では変えられるものと変えられないものがあります。
変えられるもの:接客態度、トーク術、商品の見せ方などの変数です。
変えられないもの:家賃、市場規模などの定数です。
仕事ができない人は定数を変えようと努力します。
仕事ができる人は定数と変数を見極め変数を変えることだけを努力します。
変数こそが仕事の成果となるのです。
変数は数値化することで見極めることができます。
- 真の変数を見つける
変数は時間の経過とともに増えていってしまうものです。
既に変数としてアプローチし結果が出たものものをいつまでも続ける必要はありません。
過去の変数を切り捨て真の変数を見つけることが大切です。
その時その時に必要な変数を見つけ、アプローチしていくことが仕事ができる人に近づけます。
- 長い期間から逆算する
人は多く短期的な利益を求める傾向にあります。
しかし、仕事ができる人にとっては時間を味方につけ、長期的な視点で利益をみることができます。
長期的な利益をみるためには5年後はどうかという視点で考える必要があります。
短い期間では損失を出していても大切なリピーターの獲得やその後の商品アイディアなどにつながれば長期的な利益として得ることができます。
数値化を行うことでより長期的な利益を見極めることができます。
まとめ
仕事ができる人へのステップアップ
- 行動量を増やす
- 確率の罠にはまり安心しない
- 定数を変えようとせず、変数を変える
- 常に真の変数を見つける
- 長期的な利益を選ぶ
数値化の鬼 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法/ダイヤモンド社/安藤広大 | ||||
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