【メモによって夢は現実になる】
メモを第2の脳として活用して重要なファクト(事実)を掘り起こして余計な時間を割かないようにすることができます。
メモは主に2種類に分けることができます。
記録のためのメモ→これは人間じゃなくてもできる。
知的生産のためのメモ→人間ならではの付加価値を生み出すことができる。
メモの魔力を身につけ、知的生産をするための一冊。
書籍紹介
メモの魔力 The Magic of Memo/幻冬舎/前田裕二 | ||||
|
メモをすることで鍛えられるスキルが4つあります。
1.情報獲得の伝導率向上
メモを取っていない人は思っている以上に情報を素通りしています。
メモを取る習慣を身につけると有用な情報をキャッチするためのアンテナの本数が増やすことができます。
2.傾聴能力の向上
情報を逃すことなく、相手に対して話を聞く真剣さの度合いが高い印象を残すことができます。
また、相手にも敬意を示すことにつながり、関係値づくりができます。
3.構造化能力の向上
その場で展開される議論を綺麗に構造化し、全体像を常にみることができます。
そして、議論の本質を把握することができます。
4.言語化能力の向上
メモを取ることは同時に言葉にできなくてはなりません。
頭にぼんやり浮かんでいることをアウトプットすることを強制させるため言語化能力とともに説明能力も同時に身に付きます。
メモで思考を深める
- 抽象化の3類型
抽象化は人間に与えられた最強の武器です。
そして、抽象化は知的生産性を高めるための第1歩です。
抽象化にはWhat、How、Whyの3種類あります。
What:目の前の減少や考え方を抽象化して別の名前を付け直す
How:目の前の減少にどんな特徴があるか深堀する
Why:理由を疑問として問う
- 抽象化は本質を考えること
抽象化を端的に言うと、具体的な事象の本質を考えることです。
なぜそれが流行っているのか、ヒットした映画の背景には何が隠されているのか言語化し、本質を見抜くことが大切です。
- 言語化の第1歩は自分の心になぜを向けること
言語化能力を上達させるためにはインプットとアウトプットを繰り返すことが近道です。
言語化には些細な疑問を見逃さずなぜを自分に向け続けて追求し続けることが大切です。
メモで自分を知る
- 人生の軸を見つける
メモを取ることで自己分析ができ、人生の軸を明確に持つことができます。
経験や感じたことをメモし、何に興味を持っているのかその軸が目指すべき方向として設定できるようになるのです。
- タコわさ理論
実際にある理論ではなく著者独自の理論になってしまうが人生の軸が一向に見つからない場合の対策としてこの理論を提唱しています。
過去に目を向けるのではなく、逆に一つでも多くの新しい経験を通じて、新たな選択肢に触れることで軸を見つけることができます。
※タコわさ理論の誕生譚は省略します。
- 具体的に何をするかまで書かなければ人生は変わらない
どの質問に対しても抽象化をしますが、最終的には具体的なことに落とし込んでいく必要があります。
より詳細に具体的に何をするか、何をしているか書いてこそ方向性を決めることができます。
まとめ
- 抽象化で本質をとらえる
- 人生の軸を見つける
- 抽象化から具体的にして人生を変えよう
メモの魔力 The Magic of Memo/幻冬舎/前田裕二 | ||||
|
コメント