「イシューからはじめよ」イシューを見極め効率を上げる方法

書籍

【今やらなくていけないことに集中する】

イシュー(issue)とは論点、課題、問題という意味です。

イシューを重要視している人ほど生産効率が高いです。

本書でのイシューは

2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
根本に関わるもしくは白黒がはっきりしていない問題

のことを指しています。

イシューを見極め、イシューに集中することで成果を倍にしてやるべきことを100分の1にできる一冊。

書籍紹介

イシュ-からはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/英治出版/安宅和人
by カエレバ

自分が今取り組まなくてはいけないことを間違えず取り組めていますか?

現代ではスマホ、SNS、ゲームなど娯楽が手軽にどこでもできる分誘惑されやすいと思います。

その誘惑に負け、生産効率が上がらない人も多いです。

イシューは自分が今取り組まなくてはいけない問題や課題を特定し生産効率を上げるビジネス救るです。

これはビジネス以外の学生、一般の人の生活にも取り入れることができます。

イシューに集中して取り組めば時間の余裕ができ、多くのことに取り組むことができます。

しかし、そのイシューを見極める、特定することができなければ無駄に時間を浪費し、中途半端になってしまいます。

イシューを見極める

  • イシューは多くても2~3つ

大小なりと多くの問題があると思います。しかし、イシュー度と解の質を意識することで重要なイシューを見極めることができます。

イシュー度:自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ
解の質:そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているか

この両方が高くなければ重要なイシューとは呼べません。
照らし合わせると100ある問題のうちイシューは2,3しかありません。

  • 本質的な選択肢

良いイシューは答えが出ると今後の検討方向性に大きく影響を与えます。
イシューを見極めず、原因に対してのアプローチ方法を間違えてしまうなんちゃってイシューに惑わされないようにしましょう。

  • 仮説がある

良いイシューは常識を覆すような洞察や新しい構造を生み出すような深い仮説があります。
常識を否定し、一般的に信じられている信念や前提を突き崩せないか常に考えることが必要です。

  • 答え合わせ

重要であっても答えを出せないイシューは良いイシューとは言えません。
既存のやり方、技術をもってしても答えを出すことができないものはイシューとは言えません。

  • 一次情報に触れる

一次情報とは誰の意見、考えが関与せず誰のフィルターを通っていない情報のことです。
人から得た情報では本来のイシューが見えなくなってしまいます。

  • 最終系からたどる

目指す姿や到達したい場所を決めておくとゴールから逆算して今何が必要なのかイシューをブレることなく見極め、取り組むことができます。

  • So Whatを繰り返す

仮説に対してSo What(なぜ)を繰り返すことでより深い根本に関わるイシューを発見することができます。

まとめ

  • 本来のイシューは多くても2,3個しかない。
  • イシュー度と解の質の両社が高いことが重要。
  • 本質的な選択肢で仮説があり、答えを持っているイシューを見極める。
  • 最終系からたどってイシューを見つける。
  • なぜを繰り返しイシューを分解して根本を見つける。
イシュ-からはじめよ 知的生産の「シンプルな本質」/英治出版/安宅和人
by カエレバ

コメント

タイトルとURLをコピーしました