【わかりやすく伝えるためには物事を深く理解していなければならない】
筆者:池上彰 フリージャーナリストで『池上彰のニュースそうだったのか‼』などの番組を手掛け日々わかりやすくニュースを伝えている
そんな池上彰氏が自分の経験をもとに培った伝える力。
子どもから大人まで誰にでも伝えることができる力を身につけられる一冊
書籍紹介
伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!/PHP研究所/池上彰 | ||||
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丁寧に説明したにもかかわらず伝わらないことはあるでしょうか?
せっかく準備した資料も文章も無駄に思えてしまう。
子どもになんてなおさらです。
そんな伝えるために必要な知識、技術、心持ちを身につけることための一冊。
伝える力を培う方法
- 深く理解していないと、わかりやすく説明できない
子どもに説明するときに大人の常識は通用しません。
大人が当たり前に知っていることを子どもにとっては知らないことだらけです。
そのため、自分が隅々まで理解していないと相手に伝えることなど到底できません。
- 謙虚にならなければ、物事の本質は見えない
自分が物事を知った気になっては本質は見えてきません。
謙虚になることで知っていたつもりのこともより深い理解が得られます。
- 良い聞き手になる
相手の話を聞くことでおのずと相手のニーズが見えてきます。
伝えるためにはニーズを踏まえたうえで興味を引いたものが必要となります。
- つかみを学ぶ
つかみというのは物事の導入部で相手の興味を惹く話題のことです。
つかみを失敗するといくら丁寧な説明でも相手の印象にも記憶にも残りません。
相手に当てはまるようなことやニーズに合わせた導入を行います。
- 「~性」「~的」はごまかしが利く
~性、~的こういった言葉は使い勝手がいい反面曖昧さがあります。
使う人の思考停止になってしまう恐れがあります。
~性、~的は相手の理解度を深めるための具体的な説明として使います。
- 相手の立場になって伝える
自分の説明がいかに自分本位な説明文か把握しましょう。
このくらいの説明で伝わるだろうという考え方では相手に伝わりません。
相手の立場にたち文章を再構成しましょう。
まとめ
- わかりやすく説明するには深い理解が必要
- 謙虚に知識を蓄える
- つかみで相手の興味を惹く
- 「~性」「~的」でごまかさない
- 相手の立場で伝える方法を模索する
伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える!/PHP研究所/池上彰 | ||||
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